編集の学校/文章の学校

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講義の感想

何より学んだ事は、「行動すること」と「自分の文章を人に読んでもらうこと」の大切さ

女性 家事手伝い 23歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」受講生

ライターを志すようになったものの、何から始めたらいいかわからず悶々としている時に、編集の学校と出会いました。
説明会に参加したものの、週1回とはいえ学校に通うことや課題の提出、通ったところで本当にライターになれるのか、と不安はありましたが、修了した今は、あの時通うと決めて本当に良かったと思います。

講義毎に違う講師が来てくださるので、講義の一つ一つが貴重で新鮮。文章を仕事とするだけあって(?)、ちょっとした小咄まで面白かったです。
フリーランスを目指していた私には、フリーライターとして活躍されている方の「媒体を特定した上での記事の書き方」の授業がとても勉強になりました。
「この雑誌にこのテーマで記事を書くとしたらどういう切り口がありうるか」という話しから始まり、企画、ラフの作成、執筆と順を追って学んでいきました。課題はその都度講師からアドバイスが頂けるので、行き詰まってしまってもどこをどうすればいいのか解決できるし、いくつもの課題をやっていくことで自分の文章や考え方の癖なども見えてくるようになりました。

何より学んだ事は、「行動すること」と「自分の文章を人に読んでもらう事こと」の大切さです。どんなに求人票を眺めても、応募しなければ何も変わりません。どんなにたくさんの文章を書いたとしても、人に読んでもらわなければ上達しません。これは、様々な媒体で活躍する講師の方々が口を揃えて教えてくださったことです。

編集の学校に通った事で、出版業界にチャレンジする自信がつきました。
クラスも大学生から50代の方と幅広い年代の方がいたためか、同じ課題でも全く違う切り口で記事を書いていて、すごく面白かったです。
今は、いつかこの学校で出会ったクラスメイト、講師の方々と一緒に仕事をすることが夢です。

講義の感想

学校からの求人情報やさまざまな機会をどう活かしていくかは自分次第

女性 営業→フリーライター 28歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」修了生

半年間を通じて得た一番大切なこと、それは「行動力が自分を変える」と実感できたことだったと思っています。

授業で学ぶ知識や普段はなかなか関われない様な出版業界の方々との出会い、修了後も続く求人情報のお知らせ等々、機会や情報は惜しみなく与えてくれる学校ですが、それをどう活かしていくかは本当に自分次第。ただ座って講義を聞いて、なんとなく課題を出しているだけでは、あまり意味がない気がします。
授業で積極的に質問や発言をする、講師の方々を含めて人脈を作る努力をする、クラスメイトと協力して何かを作る…。今の自分がなりたい姿になるために何が必要かを見つめ、考え、時には学校のスタッフの方々や先生方に相談し、積極的に行動すること。これが何より大切だと感じました。

また、クラスメイトとの出会いも、自分にとって本当に大きなものとなりました。
仕事を通しての仲間も素敵なものですが、社会人になってからの「学校の仲間」というのは、また違った良さと面白味がありました。
互いに近い夢を持っているせいか、年齢も背景もばらばらなのに一緒にいてとても居心地が良く、授業の後にみんなで課題の相談をしたり、飲みに行ったり、今でもお互いに仕事の話をしたりと、本当に良い出会いに恵まれ感謝しています。

私自身は現在、まだまだ微々たるものですがフリーライターとしてお仕事をいただいています。それらはすべて、学校からの求人へ応募したことがきっかけでした。通学を決めた約1年前は、まさか1年後に自分が曲がりなりにも文章を書いてお金をいただくようになっているとは思ってもいませんでした。

夢を夢のままで終わらせず、飛び込んでみてよかった。
たとえ踏み出した一歩が小さくても、歩みがゆっくりだったとしても、その小さな差はやがて大きな変化となって現れてくる、それを実感した1年でした。

学校を通して出会ったすべての方と機会に心から感謝しています。
そして、これからもこのご縁を大切にしていきたいと思っています。
ありがとうございました!

講義の感想

自分の強みを生かした編集者・ライターをめざすべきだと気付かされました

男性 アルバイト→ライター 29歳 「編集者・ライター養成基礎コース」修了生

あいまいなイメージでしか捉えられていなかった編集・ライターという仕事への理解を深め、自分がどのような方向に進んでいきたいのかをはっきりさせたいと思い、この講義への参加を決意しました。数ある学校のなかから「編集の学校」を選んだのは、クラスが10~20名程度の少人数なので、一人ひとりの学生に目を向けてくれるのではないかと思ったからです。

半年間の講義を通じ、出版・編集・ライティングなどに関する多くの知識やテクニックを学ぶことができましたが、何より印象的だったのは、講義に来てくださった編集者・ライターの方々の豊かな個性です。仕事をする上での基本的なスキルに加え、圧倒的なコミュニケーション能力、高いライティング技術、専門知識の豊かさ、優れたバランス感覚、仕事への瞬発力など、自分なりの武器を持っているからこそ、出版という流れの速い世界で活躍されているのだと強く感じました。

これまで、自分に足りないものばかりを気にしていたのですが、さまざまな講師の方々とお会いするうちに、自分の長所を伸ばし、独自の強みを持つ編集者・ライターになることこそが大事なのだと気付かされました。

これから同じ世界に飛び込もうとしている仲間に出会えたことも大きな収穫です。それぞれのバックグラウンド、めざす方向性はさまざまで、発想や着眼点もみんなばらばら。そんなメンバーたちとたくさんの時間を共有することで、多くの刺激を得ることができました。

講義の感想

講義がない日もクラスメイトと打ち合わせしたり、メールで相談し合ったり。

女性 広告代理店勤務 28歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」修了生

『迷ったときは、やりなさい』
高校時代、何かと迷いがちな私に、担任の先生が言った言葉。まさかここでフラッシュバックするとは思いませんでした。
編集の学校の説明会に行ってから講義が始まるまでの3ヶ月、相変わらず私は迷いに迷っていました。「よーし!」と自分を奮い立たせ、どうなるか分からないが行ってみよう!と昔の担任の言葉にまで背中を押され、入学を決めました。でもここまで、行って良かった!GOした自分グッジョブ!となるとは思いませんでした(笑)。そのくらい編集の学校での生活は、楽しく充実したものでした。毎週訪れる講師の話は、どれも興味深かったです。しがない事務員をやっていた私の目からは、ウロコがポロポロ落ちました。

特に面白かったのは、3回にわたるインタビュー実習。実際に第一線で活躍されているファッションライターの方に、取材をし、記事にするというものでした。いい記事にすべく講義がない日もクラスメイトと打ち合わせをしたり、メールで相談し合ったり。一連の作業はどれもワクワクするもので、前のめりに取り組むことができました。原稿は、ライターである講師だけではなく、インタビューイーの方にも講評をもらうことができて、大変タメになりました。

そして何よりも通って良かったのは、クラスの仲間と会えたことです。情報交換をしたり、時にはバカ話で腹筋がよじれるほど笑ったり、今では大切な戦友です。モヤモヤしていた自分に大きなきっかけを与えてくれた学校に心から感謝しています。
そして楽しく厳しく、支えてくれたクラスのみんなにも、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

講義の感想

企画を考える面白さは、”今”を生きる楽しさだと気づきました。

男性 学生 33歳

ライターになるため、出版の仕事に関してざっとした見取り図を得ようと、軽い気持ちで入学しました。入学前にはわずか週1回の授業にそれほど期待はしていませんでした。ところが、いざ講義が始まってみると、毎回訪れる講師の方々のお話は想像以上に面白く、驚くほど実践的で、講義に行くのが楽しみで仕方なくなりました。

特に刺激を受けたのは雑誌の企画を立てて記事を書く、一連の講義。社会の動向、ニュース、雑誌発売の時期、季節感などいろいろな要素を組み合わせながら、タイムリーな企画や記事をつくり上げるのは、困難でも心浮き立つ作業でした。他の受講生の企画や文章に新鮮さを感じることも多く、講義の帰り道にはクラスメートと盛り上がることもしばしばでした。同じ方向を目指す、多くの仲間と知り合えたのも大きな財産です。

講義を通じて、社会を見つめる視点が磨かれたように感じました。今何が話題になっているのか、自分のフィルターを通して何を発信したいのか。考えながら毎日を過ごすことは編集者やライターになるためだけではなく、現代社会を生きる上で、とても楽しいことだと知りました。

講義の感想

「仕事にできたらいいな」が「行動してみよう!」になった
講座受講はそのスタートライン

女性 教育サービス関連 26歳 「評論・ノンフィクションを書く」受講生

講座を受講して、毎回課題で書いたエッセイや書評などをクラスメイトや切通さんに講評していただくことによって、「仕事にできたらいいなぁ」から、「仕事にできるよう行動しよう!」と、ライターになりたいというモチベーションが一気に高められました。

『自分が書いたことで傷つく人がいるかもしれない。自分が傷つくかもしれない。それを受容する覚悟ができるか』

初日の講義の切通さんの一言でした。自分の内面についてさらけ出すような作品を書きたいと思っている私にとって、その言葉について、常に考えさせられます。自分自身のことを書くことで、対峙と葛藤が何度も起こりました。例えば、課題としてではなく、本当に仕事として書くチャンスがきた時、作品として書き抜くことが出来るだろうか。文章で発表する以上、読者からのいかなるレスポンスにも自分は耐えられるだろうか。そんな不安を抱えつつも、毎回の課題講評によって、少しずつ受けいれる覚悟ができていきました。お互いの作品のいいところも、そうでないところも誠実に意見し合えすクラスメイトのおかげだと思います。

切通さん始め、クラスメイト達に出会えたことも本当に感謝しています。この経験を糧に、文章を書き続けていきたいと思います。

講義の感想

迷ったら、原点に戻る
「自分は何を伝えたいのか」

女性 出版社勤務 27歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」修了生

修了後、出版社に就職して早くも半年が経ちました。
ちょうど今、仕事で新しいコラムの企画を立てようと悪戦苦闘しています。壁にぶつかった時に必ず思い出すのは、ライター・吉田典史先生に教えていただいたことです。

吉田先生の講義では、週刊誌に掲載することを想定した600Wの記事を、企画から取材、執筆まで実践しました。迷いながらもとにかく自分でやってみることで、初めて問題を発見できます。そしてようやく課題を仕上げ、吉田先生に厳しく丁寧に講評していただきました。

印象深いのは、「迷ったら、原点に戻ること。『何を伝えたいのか』をもう一度考えること」という言葉。悩んだ時は、私自身の軸がぶれないように、厳しいけれど吉田先生ご自身がライターという仕事の中で経験されているからこその貴重なアドバイスは、今、この業界で働く自分にとって大きな糧となっています。

講義の感想

的確な講評がやる気に。
とにかく好奇心を持つことが重要

女性 飲食業 24歳 「編集者・ライター養成基礎コース」受講生

言葉を扱う仕事がしたい――。漠然とした想いから受講を決意しました。編集者とライターの違いもはっきりわからないまま第一回目の講義を受けましたが、フリーライター、編集者を始め、幅広い講師陣による講義は毎回とにかく刺激的です。

書くだけでなく、企画から取材まで実際に課題が与えられ、提出する。これができなければ仕事にならないとわかっていても、なかなか簡単なことではありませんでした。「悪くない。けれど、君の文章は読書量が足りないのが一目瞭然。もっと本を読みなさい。」現役で活躍し、多くの文章に触れてきた講師の講評は、的確すぎるほどストレートです。だからこそ、心に響き、時折思い出しては、やる気になれます。出版業界はとにかく好奇心を持つことが重要であることを学びました。現役で活躍中の講師の皆さんは好奇心の塊です。そしてクラスメートも。飛び交う質問や意見は面白い切り口のものばかりで、圧倒されっぱなしです。

講義の感想

講義中多くの人から講評を受けることで、書くための技術・ものの考え方を実践的に学べました

男性 自営業 28歳 「評論ノンフィクションを書く」修了生 「編集者・ライター養成 基礎コース」受講生

今までの私の書く文章は友人や同僚からは褒められていましたが、「ただの内輪ウケじゃないか」と考えると、自信が持てませんでした。

しかし評論クラスでの私の読者は、今までの私のことを全く知らないクラスメイトと、批評のプロである講師の切通さん。講義では課題として提出した私の作品が皆に講評され、ときには厳しい指摘も。初めは戸惑いがありましたが、そこには独りで書いていては得られない刺激がありました。自分でも知らなかった文のクセ、ものの見方、表現方法……「誰かに言われてわかることがこんなに多いのか」と気付かされたのです。そんな中だからこそ「おもしろい」「わかりやすい」と講義で評価されることは本当に嬉しいのです。また反対に私が他の人の作品を評する作業は、自分の作品を客観的にみるためのよい練習になりました。

このクラス修了後には幸いにも、学校の就職サポートを通して、私が講座で書いた作品を読まれた方から仕事を戴けました。それはここで学んだ基礎があったからこそ。技術・考え方だけではなく大きな自信も得ることができました。

講義の感想

とにかく実践。
プロのライターによるインタビュー実習

女性 調査会社勤務 23歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」受講生

「インタビュー実習」で準備されていた資料は、有名人のインタビューから男性誌のレストラン紹介、女性週刊誌の健康特集まで、幅広いジャンルにわたる分厚い取材記事でした。講師の熊谷さんは学校の修了生で、1週間に10人以上を取材することもあるほど多忙なライターさんです。

講義はとにかく実践重視。1日目は実際に使われている取材依頼文や取材音声を用いた仕事内容の説明、2日目は約20分間のインタビュー実習、3日目は1人1人原稿の講評をしていただきます。

また、「人と会える楽しい職業」という夢ばかりを語るだけでなく、1ヵ月に最低100冊以上の本を読むこと、リサーチや地味な雑用もたくさんこなすこと、学校を卒業してから下積み時代があったことなど、ライターの大変さも伺いました。

プロのライターさんによる、現実に基づいた講義だからこそ、職業としてのライターをきちんと見つめるきっかけになりました。

インタビュー21~30