編集の学校/文章の学校

HOME受講生インタビューインタビュー21~30

受講申込はこちら

講義の感想

モノゴトは、横、斜め、裏側など、様々な角度からみる視点が重要。
自分の視野の狭さを思い知りました

女性 通信社勤務 25歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」受講生

週刊誌に掲載すると想定して、取材し600字の記事を作成するという授業をやりました。

テーマは、第三のビールかペット。先日は記事作成に先立ち、ひとりずつ記事構成案の発表を行いました。

講師の講評で特に印象に残ったものが2つあります。「ひとつのことを正面からだけ見るのではなく、横、斜め、裏側など、様々な角度からみる視点が重要」「記事にはニュース性と話題性がなければならない」偏った側のみから取材しようとしていたり、単純な自分の興味だけで記事を書こうとしていた自分に気づき、恥ずかしくなりました。今なぜそれを記事に取り上げるのかをよく考え、様々な角度から取材することで、新たに見えてくるものがあるのだと思います。今後、取材、記事作成へとステップを踏んで行くのが楽しみです。

講義の感想

講義に行くたびに、講師やクラスメイトから影響を受け、少しずつ自分が磨かれているのを感じます

女性 会計事務所勤務 25歳 「評論ノンフィクションを書く」受講生

「将来はライターになりたい。だけど、自分にはそんな才能はないんじゃないか」。そう思ってました。でも、「いま一度、自分の可能性を試してみたい。自分の文章をもっと公にさらして評価されたい」。そんな理由で、この講座を受講しました。この講座には、どんな人たちが集まるのだろうとちょっと不安を抱きながら……。

1回目の講義の後半で、自己紹介をしました。20代の社会人一年生の私をはじめ、四十代後半の方までいらっしゃり、年齢、職業、受講動機もバラバラ。でも、全員に、共通する何らかのエネルギーのようなものを感じました。それは、ライターになりたい、文章を書きたい、自分の持っているものや考え、思いなどを形にしたい、文章で表現する芸術家の卵のような、これから自分を磨いていきたいというまぶしい意欲なのかなと思いました。

クラスメイトの文章を読むのがすごく楽しみです。自分とは違う視点が、とても刺激的。自分の文章にも、いままで自分では気づかなかった個性のようなものを発見できたのは嬉しかったですね。一人で書いていてはわからなかったし、友達とのメールのやりとりでも気づかなかった“私ならでは”のものを感じながら、講義に行くたびに、講師やクラスメイトから影響を受け、少しずつ自分が磨かれていっていることを感じてます。

講義の感想

緊張と不安の1回目の講義で編集者を志す自分にとっての基本を学びました

女性 大学生 21歳 「編集者・ライター養成基礎 プロ育成コース」受講生

第1回目の授業を担当してくださった先生は、この学校を主宰する柳谷講師。始まる前は一体どんな授業をするのか、とにかく緊張と不安でドキドキしていました……。が! 実際始まってみると、とても和やかでよく笑う柳谷先生の講義に、引き込まれている自分がいました。

編集とは何なのかを考えるために「自己紹介を編集する」ということをやりました。私を知るための3つの秘密を生徒ひとりひとりが考え発表。短時間の上、3つという制限つきの中で自分を知ってもらう情報を選ぶ。興味を引く情報を選ぶことの難しさ、自分をアピールすることの大切さを実感しました。“ある制限の中で、一番いい情報を選択し、それをわかりやすく魅力的に見せていく”これは、なにを編集する上でも大切なことなんですね。自己紹介の編集は今でも編集者を志す私の心の真ん中に残っています。今後、将来の様々な場面でも自分にとっての“基本”になることと思います。

講義の感想

講師の実際の取材の同行。
現場の空気に触れないとわからないことを吸収してきました

女性 リース会社勤務 30歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」修了生「編集者・ライター養成 jobトレーニングコース」「編集者・ライター養成 雑誌編集実践コース」受講生

「jobトレーニングコ-ス」は、課題がwebマガジンに発表されるという、“仕事に直結している”からこその緊張感があります。編集・ライターの仕事の流れをフローチャート形式でわかりやすく理論的に学べるのに加えて、ライターとしての資質や収入面という、深くつっこんだ質問ができるのもこのコースの特徴です。

先日、取材をするための取材依頼書を作成しましたが、ただの課題ではなく、仕事としてインタビューを経験するということで力が入りました。教室内の講義の他に、実際の取材に立ち合えるチャンスもあります。情報誌の飲食店取材同行しましたが、「百聞は一見にしかず」でした。ライターの仕事が書くだけではないということを痛感。フードコーディネーター、カメラマン助手といういろいろな顔をもち、撮影側、店側へのあらゆる配慮が必要だということ、取材時の配慮が誌面に反映されることなど、現場の空気に触れることで、講義だけではわからないことを吸収できました。

講義の感想

たったひとつの商品紹介記事でも取材は大変。
雑誌を見る目が変わりました

男性 就職活動中 27歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」受講生

新楽講師の「媒体特定原稿の書き方」の講義で、ひとつの商品を2種類の雑誌に書き分けるという課題をやりました。書き分けは、文体や語尾などの表現方法を変えればいいと思っていました。が、大間違い。雑誌ごとに、読者の性別や年齢層もちがうし、その雑誌を手にとる目的もちがう。文体などの表面的な書き分けではなく、どのような切り口や視点で商品を紹介すべきかということに留意すべきだったんです。

この講義で、最も印象に残ったのは、“原稿は、重要なことや伝えたいことをから書いていく”“読者にひとつのことを伝えようと思ったら、その30倍くらいは情報を集めなくてはダメ”ということ。ひとつの商品を紹介するだけでも、取材が大変だと思い知りました。

講義の感想

定期的に自分の文章を見直したい。
だから修了後も、短期講座を受講

女性 広報、PR会社勤務 38歳 「評論・ノンフィクションを書く」修了生 夏期短期講座「取材して原稿を書いてみよう!」受講生

修了後、久しぶり学校に戻ってきました。常々、また学校で文章を学びたいとは思ってはいましたが、仕事が忙しく、毎週通えないのが現状でした。そんな私にぴったりだったのが短期講座。

今回のテーマは“中国緑茶”。2回目の講義では、構成案を発表しあいました。同じテーマを扱っても、ルポ風、初心者向けハウツーもの、問題提起型と、それぞれ個性がでるものです。自分が思いつきもしない視点に驚かされました。みんなの課題を読むだけでも勉強になります。重要なのは、“主張があるか(論点が絞られているか)”とのこと。どういう視点でナニを書くのか”ができていない自分に、ハッと目が覚めました。

講師の小笠原さんは、やさしい笑顔と穏やかな口調で、ダメな文章をスパーッと切ってくれます。さすが、ジャーナリスト!次ぎの講義も、自ら切られにいきそうです。

講義の感想

堅苦しくない雰囲気の中で、学べたのがよかった。講義が楽しみでした

女性 大学生 20歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」「文章作法を学ぶ-雑誌記事から小説まで」受講生

毎週、名古屋から通学しています。講義はどれも面白い。いままで全く知らなかった雑誌の世界を知ることやここで知り合った方との交流など、学校ではたくさん刺激を受けています。

竹島講師は、実際に使っている企画書や取材依頼書、アンケート用紙など、現場で必要な資料を配付してくださいました。「仕事をはじめたら、これをベースに改良し、使ってください」とのオコトバ! 未経験の私たちにとっては、とてもありがたかった。

みんなで飲みにいったり、講師から業界の裏話を聞いたりと、堅苦しくない雰囲気で学べたのもよかった。講師は、みんな「私や学校を存分に活用しろ」とおっしゃるので、講義が終わっても遠慮なく質問してました。ここで身につけたことをもとに、いつか本を出したいと思っています。

講義の感想

反論を想定して自分の原稿を見直す。
独りよがりの文章にならないための解決策です

男性 コンピュータソフト制作会社勤務 30歳 「評論・ノンフィクションを書く」受講生

いずれは、書評や映画評を書くようなライターになりたい。自分の意見や感想を文章にしたいと思い、このコースを受講しました。でも、読者に伝わる文章にするのは難しかったです。「これで大丈夫だ!」と思っても、独りよがりの文になっていて、読んだ人にちがった解釈をされたり?なにが言いたいのかピンとこなかった」なんてクラスメイトに言われることもよくありました。自分の書いた文章を客観的に見ることがいかに重要かを思い知らされましたね。講師の切通さんに、“書いた後は、反論や反対意見を想定して自分の原稿を見直すといい”と指導を受けました。お陰で、自分の考えに対しても冷静に受け止める視点を持つことができました。このコースは、一人ひとりが書きたいテーマを決めて、取材して得た情報に批評や分析を加えて書いていきます。好きなもの、やりたいと思うものこそ独りよがりになってしまいがち、ということも感じました。

講義の感想

撮影って、どういう段取りでやっていくものなの?この講義で疑問が解けました

女性 一般企業勤務 25歳 「編集者・ライター養成 基礎コース」修了生「編集者・ライター養成 雑誌編集実践コース」受講生

先日、特別講義「ロケ取材を成功させるには」がありました。ロケ取材の多くは写真撮影も伴うもの。講師はフォトグラファ-の福島氏でした。カメラマンは、料理が得意、人物の撮影が得意などそれぞれ専門とする分野を持っているので、適切な人選をする必要があるとのこと。誌面に載せる大きさ、撮影する対象物や撮影場所、さらに天気によっても、使うカメラやその他の付属物が変わるということには驚きましたね。

だから、編集者やライターは「どんな写真を、どれぐらいの大きさで、何カット掲載するか。撮影場所はどういうところか」等を事前にできるだけ詳しくカメラマンへ伝える必要があるんです。

講義では、ライターからの撮影依頼書や誌面のレイアウト案の他、完成品である誌面を見ながら、撮影に至るまでの過程を解説していただいたので、全体の流れを把握することができました。