HOME > 修了生の活躍
修了生は、集英社、小学館、講談社、日経BP社、東洋経済新報社、宝島社、洋泉社、早川書房、扶桑社、KADOKAWA、新潮社、徳間書店、プレジデント社、ダイヤモンド社など数多くの出版社で、編集者やライターとして活躍。
『エンジェル・フライト』(集英社)で第10回開高健ノンフィクション賞を受賞、話題作『紙つなげ!』(早川書房)の著者佐々涼子、『北京陳情村』(小学館)で第15回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞した田中奈美など、ノンフィクションライターも輩出。
<雑誌>
『週刊東洋経済』『会社四季報』『日経ビジネス』『日経ビジネスassocie』『日経TOP LEADER』『日経Health』『日経woman』『日経interesse』『PRESIDENT』『Qualitas』『週刊SPA!』『coyote』『散歩の達人』『dancyu』『AERA』『週刊朝日』『週刊文春』
『週刊現代』『週刊女性』『女性セブン』『婦人公論』『週刊大衆』『週刊プレイボーイ』『夕刊フジ』『TRUNK』『MAMOR』『Coast Line』『Number』『週刊サッカーダイジェスト』『サッカー批評』『alterna』『都心に住む』『SUUMO』『ELLE DECO』『Lives』『プラス1リビング』『はじめての家づくり』『じゃらん』『ゼクシィ』日本自然保護協会会報『自然保護』『anan』『Domani』『CanCam』『Oggi』『美的』『MORE』『with』『MAQUIA』『SPUR』『FRAU』『VOCE』『smart』『サイゾー』『Bon Appetit』他。
<web>
『東洋経済ONLINE』『日経business Online』『日経WOMAN Online』『日経新聞』『日経Biz COLLEGE』『日経DUAL』『PRESIDENT Online』『Business Journal』『sports navi』『Woman excite』『ozmall』『DRESS-web』『AII aboutツヤNAVI』『Racten BEAUTY』『HOT PEPPER Beauty』『資生堂Beauty&Co』『シネマトゥデイ』『NEWSポストセブン』『ORICON STYLE』『All about Newsdig』『柏フットボールジャーナル』『メンズサイゾー』『日刊SPA!』他。
<書籍> 著者としてまたは編集者として手がけた本
2015年キノベス1位他各賞受賞『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』(佐々涼子著 早川書房)/第10回開高健ノンフィクション賞受賞『エンジェルフライト ―国際霊柩送還士―』(佐々涼子著 集英社)/第15回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞『北京陳情村』(田中奈美著 小学館)/第4回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞『さくらいろの季節』(蒼沼洋人著 ポプラ社)/『ご飯のとも お米マイスター推薦の100品』(沼由美子著 リトルモア)/『社長、辞めます! ジャパネットたかた激闘365日の舞台裏』(荻島央江著 日経BP社)/『「星の王子さま」70周年記念 目に見えないもの 星の王子さまと10人の探求者たち』(星の王子さまと10人の探求者たち著 講談社)/『人は「そとづら」が9割」(三枝理枝子著 アスコム)/『子どもの夢を叶える家庭の教科書』(原田隆史著 学研パブリッシング)他多数。
ARITA ETSUKO
研究所勤務時代は、省庁や企業に提出する報告書を作成補助。その後、台湾・NZなどで短期語学留学。日本語教師へ。2013年10月よりニュージーランドにて生活情報誌の編集者へ転身。
本を読むのが大好きでした。幼い頃、両親から「声がしないから、どこに行ったのかと心配したよ」と言われるような子でした。
大学を卒業したら編集者になりたいと思い、社会学部へ入学。けれども、実際には会社員となり、その後も色々な仕事を経験しました。旅が好きで、パスポートはスタンプだらけ。中でも台湾やニュージーランドにはロングステイをし、その時、海外で働くには日本語教師という選択もあるのだなと知り、1年半ほど講座に通って日本語教師になりました。
世界中から日本に来る生徒さんの話を聞くのは、とても楽しかったです。日本にいながら旅行をしているようでした。日本語には携わっているものの、やはり、書く仕事がしたいと、思い切って編集の学校に通うことにしました。
当時、福岡に住んでいたので、関東にある実家に半年滞在しながら、通学。授業は、とても楽しかったです。現役の編集者やライターから、現場でどう仕事をしているのか、実践的に学べました。
その後、ひょんなことから、NZにまた行こうと思い立ちました。
編集の学校に通う中で、強みや興味のある分野を作るのはとても大事だと感じたんです。そこでNZの料理の学校に通うことに。トラベルライターになるのに役に立つ上、英語も学べるだろうと考えたのです。英語で料理用語が学べたのは、とても有用でした。
生活情報誌『オレンジページ』が大好きで、旅先でも食べ歩きがメイン。学校で美味しい料理を作りながら、世界中から来る人々と一緒に学べたのは楽しかったです。
若い同級生に刺激されながら、無事にシェフの資格も取り、カフェで働く経験もできました。
ある日、編集アシスタントの募集をたまたま目にし、思い切って応募。編集の仕事は未経験だったのですが、編集の学校の課題で書いたインタビュー記事を履歴書と共に送ってみました。書類選考を通過することができ、面接では、「取材して記事にまとめる」「特集の企画を立てる」「実際に媒体を想定して記事を書く」など、勉強したことを話しました。
さまざまな経験をしてきましたが、結局どれも役にたっているように感じます。何かが欠けていても、今の仕事にたどりつかなかったのだろうと。そういう意味でも、とにかく目の前にある興味のあることをやってみるのが大切だと思います。のちに、何がどうつながってくるか、そのときにはわからないですから。
今は一つひとつの仕事をこなすので精一杯ですが、読者のみなさんが読みたいと思っている情報を届けられるようなライターを目指したいと思っています。
『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』
(西沢泰生著 アスコム 1000円税別)
『みんなのコーヒーブックwith bread』
(エンターブレインムック 株式会社KADOKAWA 1600円税別)
http://www.enterbrain.co.jp/product/mook/mook_life/215_other/13396001
『女性ホルモンで愛されるオンナに うーらのLOVE&SEXレシピ』
(庄司智子著 松村圭子監修 エンターブレインムック 株式会社KADOKAWA 1500円税別)
http://www.enterbrain.co.jp/product/mook/mook_life/215_cooking/13393501.html
『出雲大社の巨大な注連縄はなぜ逆向きなの?』
(久能木紀子著 実業之日本社)
植木 朋子さん「編集者・ライター養成基礎コース」修了
UEKI TOMOKO
「伝える技術を身につけたい。そして、叶うなら伝えることを仕事にしたい」
そう思い、私は編集の学校の1dayセミナーに参加しました。編集者やライターをしている修了生を招いたもので、司会も修了生の方でした。参加した時点では、「年齢的に新しいことに挑戦するのはもう遅いかな・・・」と、学校に通うかどうか悩んでいましたが、司会のライター&広報ウーマンネット主宰伊藤緑さんの「今が一番若い!今悩んでいることは一年後にはもっと大きな悩みになっているかも」という言葉に後押しされ、山梨から片道約4時間かけて学校に通うことを決めました。
クラスメイトは経歴も年齢もバラバラ。仕事内容も趣味も関心事も全くちがうメンバーだったからこそ得るものもたくさんありました。いままで興味を向けることがなかったジャンル、苦手だと思っていた分野に関する情報を知ることができたし、自分にはないモノの見方や発想に刺激を受ける毎日でした。講義の後は飲みに行って本作りについて熱く語り合うこともあり、とても充実した半年間でした。クラスメイトとは今でも定期的に集まっています。
学校では企画を立てる、ラフや記事を書くなどの課題が出ました。
開業して間もないスカイツリーの特集ページを作るというものも!学校の課題といっても、先生方がお膳立てしてくれるわけではありませんので、情報収集や取材もすべて自分でやらなければなりません。これまで取材の経験などありませんので、取材を申し込むのは勇気が要りました。たらい回しにされ、結局取材ができなかったということもありましたが、快く応じてくださる方もいて、そんな時はとても嬉しかったです。取材できたこと、断られたこと、どちらの経験も、これからの編集の仕事に役立つと思っています。
クラスメイトのほとんどが働きながら学校に通っていました。仕事が忙しい時には、学校の課題の両立は大変でしたが、あのとき頑張れたことは自信になっています。
お会いするのも難しい雑誌の編集長の講義を受けることもできました。講師の方々は講義のテーマに沿った内容だけでなく、質問すれば知りたいことをなんでも話してくださいました。リアルな取材現場や編集部の様子を聞くことができてとても興奮しました。
講師の中には、編集の学校の修了生もいらっしゃいます。未経験から編集者やライターになった経歴を聞けたことは、今後の自分の進路を考える上で、とても参考になりました。同時に、編集者になることは夢じゃないんだと、励みにして頑張ることもできました。
入校前に参加した1dayセミナーで言われたとおり、あのとき、学校に通うことを決めていなかったら、悩み続けて、悩みはもっと大きくなっていたと思います。セミナーで修了生の方々と出会い、自分もそうなりたいと思ったように、私も誰かの目標になれるよう、編集の仕事をしていきたいと思っています。
清水 善宣さん「評論・ノンフィクションを書く」修了
「ノンフィクション・ゼミ」受講中
SHIMIZU YOSHINOBU
旅好き。訪れた国は大学時代からこれまで45カ国以上。30代になり、やりたいことにチャレンジしようと編集の学校へ。現在も、修了生対象の文章コース、「ノンフィクション・ゼミ」を受講。日中は会社員、夜はライターという生活を続けている。
バックパッカーをしていた20代の頃は、組織に縛られず生きていることが心地よく、ゆくゆくはフリージャーナリストになりたいと思っていました。でも実際は、会社員に。それでも海外との関わりがある仕事をと、貿易事務の仕事に就きました。
30代になり会社員生活にもなれて、日常の生活が安定してくると、本当にやりたいことをして生きていきたいという思いが強くなりました。
まず書くことに集中したくて「評論・ノンフィクションを書く」コースを受講しました。エッセイ、社会時評、書評、インタビュー、自由課題と、様々なテーマに取り組みます。毎回違うタイプの文章を書くのは大変でしたが、講師の切通理作さんが授業で一貫して説く、「文章は、最初の問いかけ(入口)があって、最後にその答え(出口)をしっかりさせれば成り立つ」を意識して課題に向かいました。
一番面白かったのはインタビューでした。取材相手は幼馴染のカメラマン。お互いよく知っている間柄にも関らず、取材し文章にまとめて本人に見せると、自分では気づかなかった自分の姿を知ったと言われました。インタビューをすることで、何十年も親しい関係にある人物の新たな一面を引き出すことができて、取材の面白さを体感しました。
学校からの求人で、未経験で会社員をしながらでもできる、土地・不動産の情報を500文字程度にまとめるライターの仕事を始めました。
日常の些細なこと、今までの経験が文章のネタになります。今はすぐにライターを専業にはせず、学校や会社に通いながら生活者の視点を大切にしつつ、ジャンルを問わず、小さな仕事からこつこつと始めていきたいです。
将来は、海外(ヨーロッパ、アジア)にある世界大戦の戦地跡やそれらを扱う博物館、記念館などを取材して、記事にしたり本を出版できたらいいなと思っています。現在は、休暇がとれた時に現地に行き、取材してブログや学校の課題で書いています。今はまだ趣味の域ですが、将来を見据えて少しずつ前進していきたいです。
書けなくなった時は、昔から好きなアーティスト、森高千里さんの歌「ライター志望」を聞いてテンションをあげます。とてもいい歌詞なので、ライター志望の人にぜひ聞いてもらいたい歌です。
♪たまにくじけたりもすけれど、そんな気分題材に生かしペンをとる~
田中 有紀さん
「編集者・ライター養成基礎コース」修了
TANAKA YUKI
大学卒業後、オフィスコンビニ会社に正社員として入社し3年3ヵ月勤め退社。その後、コールセンターを中心としたアルバイトを転々とする。実家のある埼玉に戻ったことを機に自分が魅力を感じるモノ、コト、人について文章で伝えたい!という欲求が芽生え、編集の学校へ。コールセンターに勤務しながら、ライターとしてNPOが発行する新聞などで細々とマイペースに執筆活動中。
文章を書いていこう、なんてつい最近までは思っていなかったです。大学卒業後は働きながらも、「ここではないどこか」に自分の生きがいとなり得る仕事があると常に夢みているようなタイプでした。やりたいことも漠然としたまま仕事を辞めてしまい、生活が厳しくなったことも。就職活動をしながら、働きやすさで選んだコールセンターなどのアルバイトを転々とし、地に足が着いていない、モラトリアムみたいな時間を長く過ごしてきたんです。世間からみたら「イタい大人」だったかもしれません。
埼玉県にある実家に出戻り、まわりをみて「あれ、こんなに廃れていたっけ」と思ったことがきっかけでした。地元をもっと盛り上げたいという気持ちが湧いてきたのです。個人でフリーペーパーやリトルプレスを発行している人がいると知り、自分も地元の良さを発掘して、リトルプレスを発行したい!と編集の学校に通うことにしました。
一線で活躍されている方々の物事を捉えるときの視点や考え方などを知ることができ、課題の講評では、自分の文章レベルがどの程度なのかがわかりました。救いようがないわけではなく、努力次第でなんとかなると思えたことで前を向き続けることができたと思います。
ライターとしての初仕事は、講師の方から頂いたあるビジネス誌のWEB版の書評でした(応募者殺到のため、なんとあみだくじで選ばれました!)。名前のクレジット付きで文章が掲載されたのはやはり嬉しかったです。その後自分で探して応募した小さな出版社で、ムックの取材と執筆を任されました。コールセンターのアルバイトも続けていたので、バイトがない日や仕事の合間に取材を詰め込んでなんとかやりきりました!文章は、校正で多くの修正が入り、自分のふがいなさに吐きそうにもなりましたが、得るものは大きかったです。貴重な経験になったと思います。
今は、アルバイトをしながら編集の学校の求人で出会ったNPOと埼玉のボランティア団体でマイペースに執筆を続けています。リトルプレスの発行にはまだ至っていませんが、参加しているボランティア団体で、埼玉県の市民団体やお店を紹介するフリーペーパーを創刊しました。確実に夢は近づいている気がします。やりたいことは増えるばかりなので、少しずつでも実現させていきたいと思っています。
アルバイトも続けているし、状況は大きくは変わっていないようにもみえます。以前と違うとしたら、実際に行動したことで、やりたいことが具体的にイメージできるようになったことでしょうか。だからまた行動に移せる、といった具合です。取材を通して会うことなどないだろうと思っていた人に出会うこともできましたし、自分で考えているよりも、まわりの景色は変わってきているのかもしれません。
特記できる取り柄も経歴もない、THE・平々凡々といった私ですが、それでも動いたことで巡ってきた出会いがありました。できる、できないではなく行動するかしないかなのだと実感しています。それから講座を修了しても、求人のお知らせを届けてくれる学校にも感謝しています。編集の学校に通ったことで、背中を押された部分が多いにあったと感じます。
『人生が変わる2枚目の名刺 ~パラレルキャリアという生き方』
(柳内啓司著 クロスメディア・パブリッシング1,380円+税)
『「伝わる文章」が書ける 作文の技術 名文記者が教える65のコツ』
(外岡秀俊著 朝日新聞出版1,300円+税)
『OCICA 石巻 牡鹿半島 小さな漁村の物語』
(一般社団法人つむぎや著 1,429円+税)
『シゴトとヒトの間を考える シゴトヒトフォーラム2012』
『突破論 ~世界で勝ち続ける秘訣、60の“金言”~』(平井伯昌著 日経BP社 1,470円)
『きょうからはじめる 冷えとりレッスン 入門ノ書』(著・進藤幸恵 エンターブレイン 1,260円)
『爆笑! 英語コミックエッセイ 日本人のちょっとヘンな英語』
(原案・デイビッド・セイン 漫画・中野きゆ美 アスコム 1,050円)
立花 美月さん「評論・ノンフィクションを書く」「本を作る講座」修了
TACHIBANA MITUKI
生命科学博士の実験太朗と共に、Amebaブログ「ハカセといふ生物」、BioMedサーカス.com「博士道」を執筆中。2012年2月、技術評論社より研究者マンガ『ハカセといふ生物』を出版。科学用語を簡単に、より分かりやすく伝えるためにはどうしたらいいのか?をテーマに、専門家と一般の方の掛橋としての専門用語通訳を夢見て勉強中。物書きの端くれとして、ひっそり生息中。
ハカセといふ生物http://ameblo.jp/hakasetoiu-ikimono/
BioMedサーカス.com「博士道」http://biomedcircus.com/
後はアイデア、ノウハウ次第。ガッツリ学んで、ぜひ面白い本を出してください!
文章を書くことには昔から興味がありました。けれど、それで食べていこうなどは全然思っていなかったです。社会人になってから、なんとな~く、趣味のつもりで、文章の学校の門を叩きました。
ちょうどその頃、「こんな本あったらいいな~。でも売ってないし。誰かやってくれないかなぁ?」という、企画みたいなモノもあったりしたので、いっちょ行ってみるかと(今思うと企画なんてレベルのものじゃなかったけど)。つまり、全然真剣じゃなかったんです、最初は。「会社に居るだけでは出会えない人達に会えて、なんだか楽しいわ!」と全然違うところで楽しんでたりして。それはそれで素敵なことですけど(笑)。
ところが、学校で文章の書き方や企画の立て方などを学んでいくうちに、「あれ?もしかして私でもいけるかも?」って、思っちゃったんです。
・・・文章を見ていただければ分かるように、私は決して才能があるわけではないです。
・・・コネ?
そんなもの、あるわけありません。それなのに何でそう思っちゃったのか?
それは、授業のひとつひとつが、“いい意味で”出版への敷居を下げてくれたことにあると思います。
「何かの賞を取らなくても、アイデア次第で本って出せるんだ!(し、知らんかったし!)」
「活躍されているライターさんと普通に話せるなんてっ!(雲の上の人じゃなかったのか!笑)」などなど。
気づいたら、出版することが私の明確な目標になっていました。そこからは習ったとおり、コツコツと。時にはモチベーションが下がる時期もありましたが、基本、できると信じて、やることをこなしていた感じです。(・・・そうそう。挫けそうな時、学校での様々な出会いが私を支え続けてくれました。これは本当に助かった!!皆さんに感謝しています。)
当時生物系の研究者である実験太朗とやっていた研究者マンガのブログ、「ハカセといふ生物」がTwitterで一気に話題になりまして、それが出版社の目にとまり書籍化のお話をいただきました。書き(描き)始めてから出版までには、数年かかりましたが、自分の中では、本を出したいと思ってから実現するまで「意外に早かったな」という感想です。
自分一人で学んで、マネジメントできると言う方もいるかもしれません。しかし・・・私の経験からすると、それは効率的ではない気がします。
「だって知ってる人に聞いちゃうのが一番早いじゃん?」って。また、煮詰まった時に相談できる人がいるのといないのでは、随分違うと思います。一人だと視野も狭くなりますしね。
「話しているうちに新しいアイデアがどんどん出てきて・・・一気に進めた!」なんてことはよくありますから。
本は“誰でも”出せます。後はアイデア、ノウハウ次第。ガッツリ学んで、ぜひ面白い本を出してください!
大丈夫、だって私が出せたんですから。
研究者マンガ『ハカセといふ生物(いきもの)』(実験太朗、立花美月著 技術評論社)